事業内容

事業コンセプト

日本は位置、地形、地質、気象などの自然的条件から、台風、豪雨、豪雪、洪水、土砂災害、地震、津波、火山噴火などによる 災害が発生しやすい国土となっています。

その災害大国日本では、近年、自然災害による被害は確実に拡大してきており巨大化した災害は、建物の倒壊、火災、浸水などの直接的被害に加え、帰宅困難、ライフラインの途絶、物資の不足や停滞などのさまざまな問題を引き起こしています。 

こうした災害に備えるために、自治体や企業は多くの防災用品を備蓄していますが、同時に防災用品の賞味(消費)期限がくれば膨大な廃棄物となることを、以前から当法人は問題視していました。 
昨今、国連が提唱しているSDGs活動の一環として廃棄ゼロへの取り組みが叫ばれているなか、防災備蓄品を廃棄することは、社会情勢に逆行しているのではないでしょうか。 

そこで当法人では、防災備蓄品の廃棄削減に対して、自治体や企業など単体での取り組みでは限界があると考え、官民連携しながら、自治体や企業から寄附される防災備蓄品を必要としている方々(主に災害弱者や過去に災害に見舞われた方)が有意義に活用していただけるための活動に従事しております。
※災害弱者とは・・・高齢者、障害者、妊婦、乳幼児・子供など要配慮者こと。

また平常時に防災備蓄品を使うことにより、災害発生時の対応力の向上と、個人個人が考えなければならない防災備蓄品に対しての意識の見直しにつながると考えています。

この連携は、企業が社会的責任(CSR)という務めを果たす上でも重要であり、また地域防災を強化することに繋がると確信しております。 

当法人は、協力できる自治体や企業と、それを必要としている方々をつなぎ、平常時から防災意識の向上に努め、万一災害が起きても誰一人取り残さない防災への取組がSDGs達成へのコミットメントへと続くと考え、防災備蓄品の廃棄ゼロを掲げ、持続可能な廃棄物削減に貢献することに務めていきたいと思っております。

 

いらなくなった防災備蓄品はどうしてるの?

保管している防災備蓄品、
期限を確認していますか?

わたしたちの活動の資源となるのは、
自治体や企業が保管している

“防災備蓄品” です。

防災の知識や経験を講演したり、
被災者の声を集めたりすることだけではなく、防災備蓄品を廃棄することなく、
必要な方々にお届けしています。

 

みんなが笑顔になる活動
にご協力ください!

ご寄付いただきました防災備蓄品は、必要としている方(主に災害弱者や過去に災害に見舞われた方を中心)にお配りしたり、防災訓練の教材として使用します。

※災害弱者とは・・・
高齢者、障害者、妊婦、乳幼児・子供など要配慮者こと。